【竜操教室 塾長日記】「直感的にできる!」のは良いこともあるけれど・・・

スマホやタブレットを始めとする電子機器の操作は、「直感的に使える!」というのが共通の条件だったりします。



いちいち取説を引っ張り出さなくても、なんとなく思ったままやれば操作できるように。



子供やお年寄り、機械に弱い人たちでも、詳しい仕組みがわからなくてもちゃんと使いこなせるように。



開発現場でそういう工夫をどんどん取り入れているので、日常生活で困らなくて済んでいるのですね。



一方で・・・



小学校の授業で扱うワークやプリント、カラーテストなどの問題ですが、どうもこちらも「直感的にわかる!」問題ばかりになっているように感じます。



要するに、詳しいことを理解しなくても、あるいは問題文を最後までしっかり読まなくても、感覚的に正解を出すことができるような問題が多いわけで・・・。



これは大問題です。



そういう問題に慣れてしまうと、その後も「直感的に解く」癖からなかなか抜けきれません。



計算問題はなんとかなるけど、応用問題や文章題は厳しいというのは、まさにこの「直感的に解く」という呪縛から抜けられていないのです。



中学受験で今流行りの適性検査問題をやらせてみるとよくわかるのですが、「直感的に解く」と、確実に間違うように工夫されて問題が作られているように思います。



問題そのものはそれほど難しくないのに、問題文の最初から最後まで一字一句漏らさず読んだうえで考えないと、なかなか正解にはたどり着けない、そういう良問がたくさん出題されています。



どうせなら、小学校のカラーテストでも、こういう思考型の問題の割合をもっともっと増やせば良いのに・・・と思います。



まあ・・・基礎的理解があった上での思考力なので、そう簡単な話ではありませんけどね。

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